自分たちはどんな建物にしたいのか?どんな暮らしをしたいのか?建築をはじめるまえはみんなウキウキするのではないでしょうか?そしてどこに建築工事をお願いするのか…ハウスメーカーなのか、地元工務店なのか、設計事務所なのか…。今はネット上にたくさんの施工写真が出ています。その中にイメージに近いものがあればその写真から探すのも一つの方法かもしれません。
❶希望する外観と内観のイメージをどうやって伝えるか?
答え:雑誌の切り抜き写真や、街中のお気に入りの建物を伝える
「アジアンテイスト」「カントリー風」「南欧風」ではやっぱり希望を伝えるのは難しいですよね。そんな時は、とにかく自分の好きなインテリア写真をどんどん集めてください。自分で統一感がないな…と思わずに自分の好きなものを集めてください。ご主人、奥様、子供とそれぞれバラバラに集めてOKです。
❷断熱材はどれが一番いいの?
答え:絶対に一番と言える断熱材はありません。
「うちは○○断熱材を使っているから一番です」というのは単なるメーカーの広告会社です。現在、素材別でいえば10種類程度の断熱材があります。断熱材だけの優劣ではなく、断熱材を含めた外壁をどう構成するか?がポイントになります。【1.断熱材を確実に取付ける 2.断熱材のデメリットを他のもので補う 3.断熱性能を十分発揮させる】そのためにプロの建築会社は外壁の組合せを各自で考えています。例えば湿気に弱いグラスウール断熱材を使用する場合は、構造面材に調湿性能に優れたモイスTMを、内装壁天井に調湿性能に優れた無垢木材を使用して弱点を補う方法もあります。
❸木造住宅のメリットは何か?
答え:住まい方に合わせてリフォームがしやすいのが最大のメリット
他にも鉄やRCと比べて木は断熱性が高いので、高断熱の家を造りやすい。大きな視点から見ると、たくさんの国産木を使った家造りで山にお金が戻り、山の手入れ(植林・間伐・下草刈りなど)ができ、土砂災害を軽減できる。そして木材を再生可能エネルギーとして普及利用しやすくなる。
最近では、内装の床と天井を木材で仕上げると睡眠効果が高まるという研究結果が報告されています。内装材に国産材を更に構造材にも国産材を利用するのが、森林資源が豊富というメリットを持つ日本が進むべき道だと考えています。
❹太陽光発電は本当にお得なのか?
答え:7.0年で設備投資は完了予定なので、8年~10年目はお得感が出ます。
3.14Kw、設置費120万円、売価42円/kw、金利2.0%の実例で計算(2017年4月再計算)してみると7.0年で設備投資完済です。
新築時に設備投資できれば、8年~10年目はお得になる可能性は大です(2018年8月に実績データ値を更新して再計算しています)。11年目以降は売価が1/5になると予想されています。その時は米国テスラ社などの低価格大容量の家庭用蓄電池に設備投資をおこない、太陽光発電との組み合わせで電気の自給自足の可能性もみえてきます。 電力会社との収支 +5360円/月(2015-2018年実績データ値)、一般家庭電気使用料金11,000円/月(エネチェンジ2015統計値)。ガス給湯器・ガスコンロ・エアコン冷房・ペレットストーブ暖房が設定条件です。 (式)電気料金の年間削減額=(5360+11000)×12ヶ月=196,320円・年
設備投資による利息支払額=1,200,000円×0.02=24,000円・年 実質年間削減額=196,320-24,000=172,320円・年 設備投資回収期間=1,200,000÷172,320円=7.0年
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